大橋(大石田大橋) ~吊桁端柱が二重構造のカンチレバートラス~ (山形県)


*大橋(大石田大橋:山形県) ~吊桁端柱が二重構造のカンチレバートラス~
最上川舟運最大の舟着場として栄えた大石田の街に、特徴的な吊桁端柱を持つカンチレバートラスがありました。
カンチレバートラス(ゲルバートラス)は、左右の側径間から突き出た突桁と中央の吊桁とをヒンジで接続し挟むのが特徴で、突桁端柱上下にヒンジが1箇所づつあり、そこで吊桁と接続するのがオーソドックスな構造ですが、この橋は一方の端柱が二重構造という特異な物になっていました。どうやら吊桁端柱を突桁端柱で包み込み、上下のヒンジで二つの端柱を接続しているようです。
上部工の製作は㈱櫻田機械製造所。1990年(平成2年)には社名をサクラダと変え、北備讃瀬戸大橋等の建設にも参画しましたが、この複雑な二重構造の端柱を持つ大橋こそ、元々機械メーカーだった同社の面目躍如たる代表作と言ったら過言でしょうか。
毎年夏には、この大橋の完成を祝って始まった大石田まつりが開催され、ライトアップされた大橋が最上川の夜空を彩る花火をより一層引き立てています。
・竣工:1930年(昭和5年)
・構造:下路カンチレバートラス橋
**参考文献:
*大石田町公式ウェブサイト:https://www.town.oishida.yamagata.jp/
*関連ウィキペディア:
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E7%9F%B3%E7%94%B0%E5%A4%A7%E6%A9%8B
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投稿日時 2026-02-11 20:51:46
投稿:Jun Ito