玄倉林道「青崩第一洞門」

2017-09-08

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☆玄倉林道「青崩第一洞門」

 写真は丹沢湖からユーシン渓谷まで続く玄倉林道にある「青崩第一洞門」を玄倉川の川底から撮影したもので,上の洞門から渓谷を見た景色に引け劣らない絶景である。

 因みに、右に見える崖は「青崩」と呼ばれる高さ100m以上の切り立った斜面で,名前の通り常に落石が発生しているのであまり近づかない方がよい。なお,この崖の僅か4m奥には素掘りの旧青崩隧道が洞門に続いていたが,今は危険なため通行止めとなり,現在はその奥に作られた延長327mの新青崩隧道が利用されている。

☆洞門(どうもん)とは:
 落石防護や雪崩防止のため、道路に接した擁壁を用いて設けたトンネル状の土木構造物。いくつかの辞書には、「洞穴、トンネルの入り口」のような解説がなされているが、現在では、観光案内なども含めて、このような使われ方をしている。
 また、落石防護用の場合、ロックシェッド、雪対策の場合、スノーシェッドとも呼ばれることが多い。

大木唯嘉 (㈱カナコン)

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