☆★☆平戸の人々の夢の架け橋「平戸大橋」☆★☆


平戸大橋は、長崎県の平戸島と本土側の田平地区を結ぶ吊橋である。
開通前は、本土へ渡るにもフェリーを利用し、帰省の時期には乗船を待つ車の列が長く続いたという。本土へ歩いて渡れるようになることは、島の人々の長年の願いであった。
中央径間は465.4mで、建設当時の国内の吊橋では関門橋に次ぐ長さであった。中央径間の補剛桁はトラス形式で、側径間は橋脚で支える桁橋となっている。主塔から陸側へ直線的に張られたバックステーも特徴である。
橋の下を船が行き交い、朱色の主塔と補剛トラスが周囲の緑によく映える。写真では、吊橋部分と陸側の桁橋との構造の違いも見て取れる。
現在は長崎県が管理し、塗装の塗替え等の維持管理が行われている。開通から50年近くがたつが、主塔や桁の塗装は美しく、手入れが行き届いていると感じた。建設当時の技術力に加え、維持管理の技術力の高さにも感心した。
【諸元】
・形式:ストレートバックステー2ヒンジ補剛吊橋
・橋長:884.6m(長崎県の管理資料による)
・中央径間:465.4m
・幅員:10.7m
・桁下高:満潮面から30m
・開通:1977年(昭和52年)4月4日
・管理者:長崎県(県北振興局田平土木維持管理事務所)
*** By Hiroaki Satou***
【写真】投稿者撮影
#ぶらりインフラ探訪記
投稿日時 2026-11-03 14:44:22
投稿:佐藤祐明