東海道本線 丹那トンネル -1934年の開通以来, 現役として活躍している-

☆★東海道本線 丹那トンネル -1934年の開通以来, なお現役で活躍している-

【鹿島:建設博物誌より抜粋】
1934年、16年の歳月をかけて完成した東海道線の熱海と函南とを結ぶ丹那トンネルは、その数々の工夫により、日本のトンネル技術のあけぼのと言われています。
https://www.kajima.co.jp/gallery/const_museum/tunnel/index.html

【丹那神社奉賛会HPより抜粋】
 丹那(たんな)トンネルは現在のJR東海道本線の熱海駅と函南駅の間を結ぶ全長7,808mのトンネル。1934年(大正7年)の開通以来、今なお現役で活躍している。
(中略)そして《小田原~熱海~三島》のルートが採用となり、熱海~函南間を貫くトンネル工事として1918年着工となりました。延長7,807mの複線トンネルという当時としては国内最長、まさに世紀のプロジェクトというべき大工事であり、工事は難航を極め、工期は16年(当初は7年)、総工費2500万円、掘削量627,000立方メートル、延べ従事者数250万人という大規模な工事でした。
 難工事ゆえに工事期間中、天災を含め何回かの事故により合計67名におよぶ尊い犠牲者を出してしまいました。1933年にトンネルが貫通、翌1934年(昭和9年)12月には現在の東海道本線が開通しました。
http://www.kinomiya.or.jp/tanna/tonneru.html

【画像出典:土木学会附属土木図書館 デジタルアーカイブス土木貴重写真コレクション(福井友三郎氏所蔵)】
http://library.jsce.or.jp/Image_DB/koshashin/CO005_01.html
#土木のクロニクル

投稿日時 2019-07-24 09:56:00

投稿:吉川研究室(東京都市大学)