登録有形文化財 塚原ダム(つかばるだむ)
-宮崎県耳川中流域の諸塚村と西郷村にまたがる-

 耳川中流域の諸塚村と西郷村にまたがって建設されたコンクリート重量式ダムである。昭和10年に起工し、昭和13年に竣工したもので、当時のコンクリート技術を結集し、建設当時日本最大級の高さ87mの規模を誇った。長さは215m、総貯水量34,326,000立方メートル、発電量は平成15年5月で63,000kwである。
 このダムは戦前で最も高く、日本初の80m級の規模で、堤頂部に万里の長城を意識した装飾が残り、施工時のコンクリート混合プラントが当時のまま残っている点が評価されている。施設は、九州電力株式会社の所有である。
【みやざきデジタルニュージアムHPより引用】
 http://www.miyazaki-archive.jp/d-museum/details/view/1936

【画像提供】宮崎県教育庁文化財課

投稿日時 2015-01-26 13:26:00

投稿:吉川研究室(東京都市大学)