荒川下流河川事務所 荒川ロックゲート#1(荒川と旧中川を繋ぐ‘川のエレベーター’)

 ロックゲート(Lock Gate)は、水位の異なる二つの河川を行き来するための施設で、「川のエレベーター」のような役目を果たし、閘門(こうもん)とも呼ばれる。荒川ロックゲートにより、旧中川など江東デルタ地帯の河川と東京都が管理する「扇橋閘門」を通じて、荒川と隅田川が結ばれる。
 明治期以降、地下水のくみ上げにより、最大4.5mにも及ぶ広域的な地盤沈下が進行し、江東デルタ地帯においては、地盤高が東京湾の満潮位以下のゼロメートル地帯が出現した。江東デルタ地帯を浸水から守るため、江東内部河川の水を人工的に荒川に排水することで、海面より低い位置に維持している。荒川ロックゲートを通過する際の最大約3mの水位差から、都市が抱える洪水のリスクを体感することができる。
【基本諸元】平成17年3月完成、閘室幅14m、閘室長65m、閘門通過時間約20分
【資料・画像提供:国土交通省 関東地方整備局 荒川下流河川事務所】

投稿日時 2019-11-03 13:35:41

投稿:吉川研究室(東京都市大学)