☆★☆ お茶の水橋は、渓谷「お茶の水谷」 に架かる橋☆★☆

 お茶の水橋は、神田川に架かる橋である。江戸時代初期に台地に神田川が開削され、この地に渓谷が誕生した。二代将軍の徳川秀忠は、付近にあった高林寺の湧水で淹れた茶を気に入り、「お茶の水」と呼ばれるようなり、渓谷も「お茶の水谷」と呼ばれた。
 当時の技術では深い峡谷に架橋することは困難であり、橋が建設されたのは明治に入ってからである。
 初代の橋は橋板に木材が使われていたため関東大震災で焼失し、神田川は土砂崩れでせき止められた。
 1931年(昭和6年)に震災復興事業として架替が完成し、新橋は橋桁と橋脚を一体構造にした鋼製ラーメン橋となった。鋼材876トンが使用され、両岸と桁および橋脚はヒンジで連結されている。
 長さ80m、橋脚中心間は30.48m。車道幅員は16.6mで両側に3.2mの歩道が付く。
補強材製作工、床板工、補強工、現場塗装工、橋梁付属物工、仮設工、橋面舖装工等に補修補強工事が進められ、耐震性に優れた造りとなっった。
*** By Hiroaki Satou***
【写真】令和5年11月12日に#舟遊びみづはより投稿者撮影
#ぶらりインフラ探訪記
【参考】Wikipedia
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8A%E8%8C%B6%E3%81%AE%E6%B0%B4%E6%A9%8B

投稿日時 2023-11-28 08:25:40

投稿:佐藤祐明