利根川河口堰は、塩害から都市・農業用水を守っている

★利根川河口堰は、塩害から都市・農業用水を守っている
利根川河口堰は、利根川下流部の流水の正常な機能を維持し、塩害を防除するとともに、既存の都市用水及び農業用水の取水の安定を図っている。

○都市用水
水道用水として東京都 14.01m3/s、千葉県3.48m3/s、銚子市 0.12m3/s、埼玉県 1.15m3/s、また工業用水と して千葉県 1.24m3/s、合計 20m3/s の都市用水を供給する。

○かんがい用水
千葉県北総東部地区のかんがい用水の一部としてかんがい期に平均 2.34m3/s、非かんがい期に平均 0.33m3/s を供給する。
○管理開始:1971年4月1日
○諸元
延長:834m(可動部(閘門を含む)465 m、固定部(魚道を含む)369 m)
門扉:鋼製殻型ローラゲート 門数 9 門
閘門:左岸1門、魚道:左右岸、各 1 ヶ所

【出典】
水資源機構 2020年 水質年報
利根川河口堰より引用
【写真】令和4年5月4日(投稿者が撮影)
#ぶらりインフラ探訪記

投稿日時 2022-05-27 11:48:00

投稿:佐藤祐明