あゆみ橋(静岡県沼津市):世界初斜張定着PC張弦桁橋

☆あゆみ橋(静岡県沼津市):世界初斜張定着PC張弦桁橋
 伊豆の天城山にその源を発し、沼津市街を流れる狩野川の両岸、中央公園と香貫公園をつなぐ場所に、平成11年3月、歩行者と自転車のための橋が誕生し、歩行者の交通安全の確保と、利便性が向上しました。
 主塔からシャープにのびる斜張ケーブル、見る人に圧迫感を与えないスリムな主桁、そして魅力的な曲線を描く桁下の張弦ケーブルが印象的なこの橋には、斜張定着PC張弦桁橋と呼ばれる世界初の新しい構造が採用されました。
 沼津市街地の景観とも調和し、中央公園・香貫公園・狩野川緑地や遊歩道を一体化して水辺で憩う、ゆとりある空間が生れました。

<橋の概要>
・名称:あゆみ橋
・長さ:178.13メートル
・幅:7.8メートル
・備考:歩行者・自転車専用

<斜張定着PC張弦桁橋>
 斜張定着PC張弦桁橋とは、橋脚ではなく、PCの斜張ケーブルで吊って支える構造のことをいいます。

引用・参照:静岡県ホームページ http://www.pref.shizuoka.jp/j-no1/m_ayumi.html

投稿日時 2021-09-20 13:00:00

投稿:齊藤準平(日本大学大学理工学部交通システム工学)