行徳可動堰 ~江戸川を暮らしと安全を守る大規模構造物~

1957年に設置された可動堰で、利根川水系の江戸川の最下流の水量調整を行う。長さ420m、幅5m。

平常時には壁を作り洪水時に開くことにより本流(旧江戸川)の氾濫を防ぐ堰としての役割のほか、水位差を作り海水に含まれる塩分が上流に登ってくることを防ぐ効果がある。
行徳可動堰は近くの東京水閘門と連携して塩分遡上から川の水を守り水量を安定させることにより、東京都江戸川区や千葉県市川市などをはじめとする江戸川沿いの市街地の水道水や河川の生態系を守っている。

2021年に可動堰に架かる橋である行徳橋の架け替え工事が完了した。橋梁のかけられている高さが計画高水位より低くなってしまったこと、幅が6mと非常に狭く歩行者車ともに使いづらかったことが理由である。橋梁は和歌山県の工場で製作し、現場で組み立てられた。

写真はいずれも架け替え後の橋から撮ったものであり、旧橋は通行止めとなっている。

【早稲田大学社会環境工学研究会】
Twitter:@WASEDAshakanken

投稿日時 2021-06-09 20:03:39

投稿:松田 楓