地震リスクと宝くじ -両者のアルゴリズムは酷似する-

☆★☆地震リスクと宝くじ-両者のアルゴリズムは酷似する-
☆左段:地震損傷密度関数
上から順に(横軸は,3図とも共通している。PGA:Peak Ground Acceleration)
・地震ハザード曲線(年超過確率):右下がりの図となる
・地震損傷度関数(縦軸:地震損失率):右上がりの図となる
・年間損傷期待値密度関数(縦軸:損失期待値)

☆右段:宝くじ(横軸は,1等、前後賞、2等----。3図とも共通している)
・当選確率ρ(logスケール):右下がりの図となる
・当選賞金G(単位:円):右上がりの図となる
・期待賞金額ρ×G(単位:円):凸凹になる
なお、宝くじ1枚あたりの期待は、∑ρj×Gj=142円となる

☆大変不遜な例えですが、論理的に酷似するところがあり、このような対比図を制作しました。リスクマネジメントの講演、成果発表会、授業にも活用し、いずれも大好評でした。科学研究費(文部科学省)の申請にも2回ほど使いました。適確な図表イラストは、エンジニリングでは極めて重要であり、エンジニアや研究者の腕の見せ所では。改めて『エンジニアは絵が命』

☆参考資料pdf2頁【地震リスクを考える:損失期待値/地震リスク/通勤定期】
http://library.jsce.or.jp/jsce/open/00035/2008/63-01/63-01-0342.pdf

#エンジニアは絵が命  #地震リスク

投稿日時 2021-04-26 16:54:00

投稿:吉川弘道