ヨーロッパを再び陸続きにした「鉄のモグラ」-英仏海峡海底鉄道トンネル-

★ヨーロッパを再び陸続きにした「鉄のモグラ」:イギリスとフランスをつなぐ「英仏海峡海底鉄道トンネル」
【画像提供:川崎重工】
☆画像1:フランスからイギリスに向かうトンネル入り口
☆画像2:1991年5月22日 、ヨーロッパ大陸とブリテン島を結ぶトンネル(T2)が貫通した瞬間。

 EU(欧州連合)統合の象徴であるこのトンネルには、現在、イギリス・フランス・ベルギーの3カ国が共同開発した「ユーロスター」と呼ばれる超特急電車がパリ~ロンドン間を最速2時間15分の速さで結び、年間1,000万人以上に利用されている。また、「ル・シャトル」と呼ばれる2階建てのカートレインサービスや、貨物専用列車が頻繁に運行されおり、このような大量高速輸送網の構築によって、トンネルは今やEUの政治や経済を支える重要なインフラとなっている。
 1991年5月、いまから約4,000万年前の氷河期に分断されたまま、永らく海を隔ててきたヨーロッパ大陸とブリテン島をふたたび陸続きにするという、ナポレオン以来の200年におよぶ壮大な夢を実現させたのは、いわゆる「鉄のモグラ」といわれた川崎重工の2基のトンネル掘削機(Tunnel Boring Machines;TBM)であった。

【資料:川崎重工公式HP】https://www.khi.co.jp/stories/articles/vol62/

投稿日時 2019-03-14 22:52:50

投稿:吉川弘道(東京都市大学)

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