大涌沢における「箱根」の観光を支援する砂防・地すべり対策

2018-03-19

  • 農業施設・砂防施設
  • ダム・堰堤・河川構造物
  • その他の構造物

温泉地すべり地帯である「大涌沢」では、度々、土砂災害が発生しており、特に明治43年には、崩壊した40万m3の土砂が、折からの大雨とあいまって土石流となり、死者6名、流出家屋30数戸という大きな被害となりました。

神奈川県では、地すべりを防止するアンカー工に加え、土石流を受け止める砂防堰堤などの土砂災害対策を進めることで、近年では、多量の土砂流出は発生しておらず、土砂災害のリスクが大きく改善しています。

これらの土砂災害対策は、「黒たまご」で有名な大涌谷園地を訪れる観光客の安全・安心を確保し、観光資源の魅力の向上に役立っています。

【画像・コメント提供】神奈川県県土整備局 砂防海岸課

LDK協議会

写真投稿

写真投稿は、こちらから受付けています。