海ほたる(東京湾アクアライン)-トンネル部と橋梁部を連結する中継施設-

海ほたるは,東京湾横断道路アクアラインの中継施設/商業施設として、そのネーミングとも併せ、親しまれています。
海ほたるは、アクアラインのトンネル部(川崎側)と橋梁部(木更津側)を連結する構造物で、全長15.1kmのアクアラインの海上構造物と海中トンネルを繋ぐ巨大な連結器として設計されたものです.
海上にてトンネル部と橋梁部を直接連結することは難しく,盛土式の巨大な人口島を建設したのです。上空から撮影した画像(写真1)を見ると,海ほたるの先端が,海上に途切れて見えるのも不思議な感じがします.
加えて、海ほたるには、商業施設としてレストランや遊技場などがあり,道路専用施設としては,駐車場と休憩所を併設し,また両側からのUターン機能も併せ持つ.大型豪華客船の風貌を持ち(写真2),その構造規模(全長650m,幅100m,5階建て)とも併せ,土木/建築の巨大複合施設とも言えます。
参考HP‘東京湾横断道路株式会社/Trans-Tokyo Bay Highway Corporation’:
http://www.umihotaru.com/company/

投稿日時 2017-05-07 14:27:00

投稿:吉川弘道