☆★☆ 水質浄化により「よみがえる手賀沼」☆★☆

 千葉県の手賀沼は、かつて全国ワースト1位の水質であったが、北千葉導水事業、下水道整備などにより改善され、水質がよみがえり市民の憩の水辺となった。
◯主な取り組み
1.北千葉導水事業(国土交通省)
 手賀沼などの閉鎖性水域では、水の流れが停滞して自浄作用が低下するため、国土交通省では、(1)首都圏の都市用水の確保、(2)手賀沼への浄化用水の注入、(3)手賀沼・坂川の湛水防除を目的に「北千葉導水事業」を行い、毎秒最大10立方メートルの浄化用水を手賀沼に注入している。
2.ヘドロ浚渫事業(千葉県県)
 昭和51年から平成17年度まで生活排水による汚濁の著しい大津川や大堀川の河口で、ヘドロの浚渫が行われた。
3公共下水道事業(千葉県、手賀沼流域7市)
 手賀沼の汚濁を防止するため、千葉県は「手賀沼流域下水道」の整備を進めている。我孫子市をはじめとする手賀沼流域7市では、これに接続するための「流域関連公共下水道」の整備を進めている。
4.手賀沼水質情報提供事業(我孫子市)
 手賀沼中央地点の水質(COD※)の測定結果を、3ヶ月ごとに市民に情報提供して広報・啓発している。
※COD:化学的酸素要求量は海や湖沼の水の汚れの程度を示す指標
*** By Hiroaki Satou***
【写真】令和5年12月10日投稿者撮影
#ぶらりインフラ探訪記
1枚目:手賀大橋から手賀沼の朝日
2枚目:朝日に染まる手賀大橋
【参加】我孫子市HP
手賀沼に対して、どのような水質浄化を行っていますか?
https://www.city.abiko.chiba.jp/kurashi/faq/shizen/teganuma/jyouka4.html

投稿日時 2023-12-15 18:20:47

投稿:佐藤祐明