富岩運河 牛島閘門(国登録有形文化財)

☆富岩運河(ふがんうんが) 牛島閘門(うしじまこうもん)

★概要:
牛島閘門は、昭和9年に富岩運河といたち川の間に建設されたもので、川船が運航できるよう約60cmの水面の高低差を、門扉の水中部に取付けられている通水扉を開閉して調節しています。
閘門は大きく開室と門扉で構成され、閘室の主部分は鉄筋コンクリート造で、門扉を支える部分は、耐久性と水密性を考慮して石組み構造となっています。
門扉は現存していなかったため、昭和初期の写真を基に建設当時と同じ木製の門扉に復元されました。

★牛島閘門の歴史
昭和5年(1930年)県施工の富岩運河建設事業着手
昭和9年(1934年)富岩運河、牛島閘門完成
平成 元年(1989年)富岩運河環境整備事業に着手
平成13年(2001年)富岩運河環境整備事業の一環として、牛島閘門復元
平成14年(2002年)国登録有形文化財に登録

★富山県庁HP内・牛島閘門パンフレットより引用
https://www.pref.toyama.jp/1541/kendodukuri/dourokouwan/toyamakou/kj00016042.html

【画像提供】
富山県土木部富山港事務所

投稿日時 2023-06-30 11:48:51

投稿:吉川弘道