夜空に佇む長大橋梁2題
(自然と人智の邂逅)

 ☆夜空に佇む長大橋梁:
 
 多くの長大橋梁は,大地に根を張る人造物であり、さらには置かれた自然の環境の中で、100年のオーダーで供用することをミッションとする土木構造物(Engineering Structure) ,万人がアクセスする社会基盤施設(Infrastructure)でもある。設計・施工に際しては、耐風設計、耐震設計、耐久性設計など科学に裏付けされた設計手法と最新技術が駆使されている。

 巨大橋梁は、夥しい重車両の走行荷重を支え,統計学上1,000年に1回の確率で発生する自然災害にはじっと耐え忍ぶことが課せられているが、静穏な夜空に映えるその姿・佇まいは、束の間の休息を貪っているようにも思える。

ここでは、明石海峡大橋(写真1)とレインボーブリッジ(写真2)を掲載した。
 

投稿日時 2016-10-01 17:36:00

投稿:吉川弘道