漢那ダム(沖縄県):堤体は当地の城(グスク)を象っている

☆★☆漢那ダム(沖縄県):堤体は当地の城(グスク)を象っている
 沖縄本島河川総合開発事業の一環として,昭和48年から予備調査を開始し,平成4年10月に完成した.ダムの景観,生態系の保全に本格的に取り組んだ全国で初めてのダムである.
・所在地:沖縄県国頭群宜野座村
・河 川:漢那福地川水系漢那福地川
・事業主体:内閣府沖縄総合事務局
漢那ダムの構造諸元
・形式:重力式コンクリートダム(ロックフィルダム)
・堤高:45m,堤頂長:185m,堤体積:7万2千㎥
漢那ダムの4つの役割
・洪水調節,・不特定利水,・灌漑,・上水道

漢那ダムは、また当地の隠れた観光スポットでもある。城を象ったダム、景観と生態系保全に取り組んだ施設など、インフラツーリズムの要素を数多く備えている。

【やんばる9つのダム:沖縄総合事務所 北部ダム総合管理事務所】
http://www.dc.ogb.go.jp/toukan/dam/kanna_dam.html
【Sports Islands OKINAWA:漢那ダム湖及び湖畔公園】
https://www.sports-commission.okinawa/sports-facility/s-30901/

#みんなで楽しもうインフラツーリズム
#土木の原風景

投稿日時 2019-02-10 22:11:00

投稿:吉川弘道